高校時代②

前回お話したように、1年生の秋にクラス担任との進路面談がありました。そこで「数学」ってカッコイイくらいのノリで、2年次の文系科目に加えて数学のクラスを選択しました。最初は担任に大丈夫かと心配されました。というのも僕の1学期の評定平均は5段階評価で3程度(英語、数学も3)だったからです。あとは僕が週7日で活動がある野球部に所属していたこともありました。毎日の朝練・放課後練でへとへとになり、学校の授業以外で勉強することはほとんどないという状態でした。でも、なぜか数学をⅡBまでやるって決めたんですよね。いまふりかえってみると、あの時数学をやるって決めなかったら京大はおろか国公立を志望することすらなかったのかと思うと...想像以上に大きな決断だったんだなと感じます(笑)

もし志望校や科目選択で迷っている人がいたら、とりあえず数学をやることをお勧めします。数学をなんとか標準レベルまでやっておくと、自分が思っている以上に選択の幅が広がるからです。僕の場合、2年生の途中から国公立文系志望になって(それまでは私立文系志望)、3年生になってから京大志望になったけど、私立志望の時期も数学は苦手なりにやっていたからこういうことができたと思う。あと私立文系志望の人でも、数学受験のほうが有利になることがあるのでお勧め。例えば、明治大学青山学院大学なら日本史や世界史より数学のほうが個人的には簡単だと思う。あと慶応義塾大学の経済・商学部は募集人数が、地歴選択者より数学選択者のほうが露骨に多いです。さらに経済・商学系は、入学後も数学使うからなおさらですね。